鬼滅の刃(第1話)

 

 

第1話 残酷

 

 主人公は、竈門炭次郎(かまどたんじろう)。家族思いの優しい長男である。

 

竈門炭次郎

©鬼滅の刃

そして、準主人公にあたるのが、竈門禰豆子(かまどねずこ)。

 

竈門禰豆子

©鬼滅の刃

 

炭次郎の妹にあたり、5人兄弟の母親的存在として、こちらも家族を支えていた。

竈門家はとても仲がよい家族であった。

 

竈門家

©鬼滅の刃

炭次郎は、家計を支えるために、炭を売りに遠くの町までやってきていた。

炭次郎は、とても鼻が利く。

このことで町の人から頼りにされることも度々あった。

 

匂いを嗅ぐ炭次郎

©鬼滅の刃

 

ある日、仕事が長引き、家に帰ることが難しくなり、

家路の途中の親戚の竈門三郎の家に泊まることとなった。

炭次郎は家に帰れるといったが、三郎じいさんに半ば強引に引き留められたためだ。

 

竈門三郎

©鬼滅の刃

理由は、鬼が出るということ。炭次郎はあまり信じてはいないようであったが、

炭次郎の優しかったおばあちゃんも、そんなこと言っていた、と思い出すのであった。

 

おばあちゃん

©鬼滅の刃

翌日、目が覚めると、家に戻るため、早めに三郎じいさんの家を出た。

ようやく、家の近場にきた、と思ったのもつかの間、なにか「血」の匂いがする。

炭次郎は急いで家に向かった。

 

竈門炭次郎

©鬼滅の刃

するとそこには、信じられない光景が広がっていた。

妹の禰豆子(ねずこ)が血だらけになって玄関に横たわっていたのだ。

 

竈門禰豆子

©鬼滅の刃

なんでこんなことになっているんだ?大丈夫か?と声をかけ近づいていき、

ふと家の中を見ていると、さらに衝撃の光景が広がっていた。

 

家族

©鬼滅の刃

炭次郎はなぜこんなことになったのか、自分が家に戻らないうちに何があったんだ、

と考えた。すると、別の何かの匂いがする。

その匂いは「鬼」の匂いなのか?鬼が家族を襲ったのか?

 

竈門禰豆子

©鬼滅の刃

炭次郎は、唯一息の合った禰豆子(ねずこ)を抱えて町の医者の元に向かって

ただひたすら、泣きながら走りに走った。

 

走る竈門炭次郎

©鬼滅の刃

その途中、禰豆子(ねずこ)が意識を回復したのか暴れだした。

炭次郎は、禰豆子(ねずこ)を落ち着かせようとするも、雪に足を取られ

崖から禰豆子(ねずこ)ともども落ちてしまった。

 

崖から落ちる竈門炭次郎

©鬼滅の刃

雪がクッションとなり、何とか無事であったが禰豆子(ねずこ)は大丈夫か?

辺りを見回してみると、ちゃんと禰豆子(ねずこ)は立っているではないか。

歩かなくていいから、と声をかけながら近づいていくと、禰豆子(ねずこ)は

明らかに普段の状態ではなかった。まるで「鬼」だ。

 

竈門禰豆子

©鬼滅の刃

炭次郎は鬼と化した禰豆子(ねずこ)に押し倒され、噛みつかれそうになりながらも、

斧の柄でなんとか禰豆子(ねずこ)の攻撃を防いではいるが、それは時間の問題だ

 

 

竈門禰豆子

©鬼滅の刃

 しかも、信じられないことに禰豆子(ねずこ)の体は大きくなりそれにつれて

力も強くなってくる。信じられない。本当に鬼になってしまったのか?

 

竈門禰豆子と竈門炭次郎

©鬼滅の刃

炭次郎は必死で正気に戻るよう禰豆子(ねずこ)に訴えかけた。

すると、信じられないことに、禰豆子(ねずこ)は泣いていたのであった。

 

竈門禰豆子

©鬼滅の刃

そんな中、突然一人の男が現れ、禰豆子(ねずこ)に切りかかった。

とても素早い動作であった。

 

冨岡義勇

©鬼滅の刃

間一髪、炭次郎は危険を感じ、禰豆子(ねずこ)をかばうことに成功した。

しかし、その衝撃で、木の幹に体を打ちつけてしまう。

 

竈門禰豆子

©鬼滅の刃

そして、その男は、一瞬にして禰豆子(ねずこ)を炭次郎から奪い去ってしまう。

 

冨岡義勇

©鬼滅の刃

そして、その男は自分の仕事は鬼を切ることだといい、

禰豆子(ねずこ)は鬼の血を浴びて人食い鬼になったのだといった。

炭次郎は、何とかして、鬼から人になる方法を探すから。俺がちゃんとするから、

だから、殺さないでくれと必死に主張した。

 

竈門炭次郎

©鬼滅の刃

そして、土下座して、妹を殺さないでくれと懇願した。

 

竈門炭次郎

©鬼滅の刃

生殺与奪の権を他人に握らせるな!とその男、冨岡義勇は言った。

そして、脆弱な覚悟では、妹を守ることも、治すことも、

家族の仇をうつこともできない!

そう言って禰豆子(ねずこ)の胸に刀を突きさした。

 

冨岡義勇

©鬼滅の刃

炭次郎は、その瞬間、意思を義勇に向かって投げ、それをやめさせた。

 

竈門炭次郎

©鬼滅の刃


そして戦うために、斧を必死に取りに走った。

 

冨岡義勇

©鬼滅の刃

そして、木の陰から石を再び投げ、真正面から義勇に向かっていった。

そして、感情に任せた単純な攻撃とみなされ、刀の持ち手で気絶させられる。

 

冨岡義勇

©鬼滅の刃

しかし、次の瞬間、斧が冨岡義勇めがけて飛んできた。

なぜだと義勇は回想する。

炭次郎は正面から向かっていけば勝てないと悟って、

木の陰に隠れて斧を義勇の頭上に投げていたのだった。

 

竈門炭次郎

©鬼滅の刃

炭次郎が気絶した後、禰豆子(ねずこ)はすぐに炭次郎を守る動作を見せ、

義勇を驚かせた。この兄弟は、何か違う、やってくれるかも。という期待を

して、向かってきた禰豆子(ねずこ)を切らず、手刀で気絶させた。

 

竈門禰豆子

©鬼滅の刃

炭次郎は目を覚ますと、横には穏やかな顔をした禰豆子(ねずこ)が眠っていた。

 

竈門禰豆子と竈門炭次郎

©鬼滅の刃

そして、冨岡義勇に狭霧山(さぎりやま)のふもとに住む、

鱗滝左近次(うろこだきさこんじ)に会いに行けと言われ

妹を太陽の前には連れ出すなよ。とも言い残し、義勇は立ち去った。

 

冨岡義勇

©鬼滅の刃

炭次郎と禰豆子(ねずこ)は家に戻り、家族を埋葬し、旅に出た。

これから、この物語は始まる。衝撃的な展開であった。

 

竈門炭次郎

©鬼滅の刃

 

まとめ

 

鬼滅の刃は、少し過激なシーンも多く含まれるが、それゆえに見どころも

多いと感じる。物語が進むと、炭次郎の成長、鬼との対立と、見どころ満載だ。

若い世代だけでなく、幅広い世代にも人気があるのは、古くからの伝説

人食い鬼や、兄弟愛、感動などをテーマにしているからだと思う。

正直、泣ける場面も多く、ひそかに泣いている(笑)

間違いなく名作である。是非、全話見てほしい。

やはり、アニメはいいなぁ、と感じました(笑)

 

すこしずつ更新していきます_(._.)_